プログラム

個人向け

 お気軽に、のんびりゆったり息抜きをしにいらしてください。

 本プログラムは、日本国内で「森林セラピー基地」第一号にも認定された森で開催されます。

 ご一緒に、頬をなでる風を感じ

 鳥や虫たちの歌声、木々をわたる風の音、自身の心身の声に、耳を傾けましょう。

 滞在する集落には、山の清らかな湧水が流れ、心温かな村民が田畑を耕していて、あなたが挨拶をすればあたたかな声を返してくれるひとばかりです。

法人向け

 各々の名前や肩書きをはずし、可能な限り個人が「生物」として「無心に祈る」体験は、チーム・組織のお一人おひとりの心と体を整えていただくきっかけを与え、何かに向けて一丸となる「ベースづくりの体験」をしていただけるものと考えています。

 本プログラムの「山伏体験パート」で提供させていただく「無言行」は、修験の行法を用いますが、特定宗教などへの勧誘は一切ありませんので、ご安心ください。

東北大学と連携した効果測定結果

 本プログラムについて、2021年に2回のモニターツアーを実施し、東北大学の瀧靖之教授に学術指導をいただき効果測定を行い、取得したデータを分析しました。その結果、ストレスレベルの低減と、マインドフルネスな状態の向上 *1が、有意に認められました。(学術指導期間:2021年5月〜2022年5月)

効果測定結果詳細はこちら

 

*1 Five Facet Mindfulness Questionnaireにおいて、身体感覚、感情、思考、音、香りなどに気づきを向けること、自分の感情や思考に囚われたり巻き込まれないこと、自分の感情や思考を評価することなく受け止めること、の要因が参加前に比べ、参加後に有意に向上した。また、知覚されたストレス尺度において、参加後に有意にストレスレベルが低下した。

学術指導・監修者プロフィール

瀧 靖之(たき やすゆき)

東北大学スマート・エイジング学際重点研究センター 副センター長
東北大学加齢医学研究所教授
東北大学発スタートアップ 株式会社CogSmart代表取締役
医師 医学博士

東北大学加齢医学研究所及び東北メディカル・メガバンク機構で脳の MRI画像を用いたデータベースを作成し、脳の発達や加齢のメカニズムを明らかにする研究者として活躍。読影や解析をした脳MRIは、これまでにのべ約16万人に上る。
「脳の発達と加齢に関する脳画像研究」「睡眠と海馬の関係に関する研究」「肥満と脳萎縮の関係に関する研究」など多くの論文を発表している。著書は、「生涯健康脳(ソレイユ出版)」「賢い子に育てる究極のコツ(文響社)」「回想脳(青春出版社)」「脳医学の先生、頭が良くなる科学的な方法を教えて下さい」(日経BP)」始め多数、特に「生涯健康脳」「賢い子に育てる究極のコツ」は共に10万部を突破するベストセラーとなり、海外でも複数カ国語で翻訳本が出版されている 。テレビ東京「主治医が見つかる診療所」、NHK「NHKスペシャル」、NHK「あさイチ」、TBS「駆け込みドクター!」など、メディア出演も多数。

 

〜 瀧 靖之 教授コメント 〜

 自然の中に身を置くことで、心身がリフレッシュした経験は多くの方々がお持ちと思います。近年の様々な医学、脳科学、心理学などの研究から、自然体験、自然の中で過ごすことが、精神的な幸福感、健康、注意力や記憶力などのいわゆる認知機能などに、さまざまな効果があることが明らかになっています。

 この理由として、さまざまな機序が考えられていますが、都市環境では交通や人の往来が多いため、多くの注意機能が生活の中で使われてしまいますが、自然環境の中では、綺麗な景色、動植物など興味を惹起する刺激に満ちているため、いわゆるトップダウンの注意力が必要な状態から、自然の中に身を置くことでボトムアップの注意力が主体になる事で、注意などの認知機能のバランスが整うため、という報告もあります。

 いずれにしても、自然の中に身を置くことは、心身に本当に素晴らしい事が明らかになっています。

 また、マインドフルネスも、不安やストレスを軽減して、主観的幸福感や周りの方々への思いやりなどに寄与することも明らかになっています。

 このように、自然の中に身を置きながらマインドフルネスを行う事は、脳科学的にも私たちの心身の健康に寄与すると考えられるので、多忙に生活している方々には、効率的にストレスを軽減して心身の健康をより高めることにとても有用であると考えます。

 

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